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【後味の悪い話】バレエ「白鳥の湖」初演版

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288: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/07/21(木) 18:53:07.90 ID:b5zOGqEa0
バレエ「白鳥の湖」初演版

妃選びを控えたジークフリート王子は、白鳥を追って森の奥深く入った
すると湖畔で冠を着けた美しい娘と出会った
彼女の名はオデットと言い、妖精を母に持つ娘だった
妖精は親に反対されたが人間の騎士と結婚し、オデットを産んだ
だが騎士は妖精を裏切って死なせ、魔女と再婚した
オデットは母方の祖父に引き取られ、身を守る冠を与えられた
魔女がオデットを憎んで殺そうとしていたからだ
祖父は娘(オデットの母)の死を悲しんで涙を流し、それが湖になっていた
オデットは昼は白鳥に変身して空を飛び、夜は妖精の姿で湖畔で過ごしていた

王子とオデットは恋に落ちたが、オデットには不安があった
王子が妃に選ぶのは別の娘だろう、悪魔の妨害もあるだろうと懸念した
しかし王子は「あなただけを生涯愛し、あらゆるものと戦う」と誓った
オデットは「私達が別れるか、結ばれるか、明日運命が決まるでしょう」と言った
翌日、妃選びの舞踏会にはオディールという娘が現れた
王子はオデットに似たオディールに心奪われ、妃に選んでしまう
するとオディールを連れて来た貴族が悪魔の正体を現す
王子は愕然として後悔し湖に向かった
オデットは愛の誓いを破られたと知って打ちのめされた
湖は荒れ狂い雷鳴がとどろいた
王子は許しを乞うが、オデットは別れを告げて毅然と立ち去ろうとした
だが王子は懇願を続け、どうしても別れを受け入れなかった
「嫌だ!お前が望もうが望むまいが、お前は永遠に私と一緒だ!」
ついに王子はオデットを捕まえ、冠を奪って荒れる湖に放り捨てた
その冠を魔女がさらって行く
身を守る冠を失ったオデットは絶望し悲鳴をあげた
「なんということを!あなたはご自分も私も破滅させたのです!私は死んでしまう…」
荒れ狂う波がオデットと王子に押し寄せ、二人が波に飲まれて沈んだ後、湖は静まった
…初演の時は王子による無理心中のような展開だったとは驚いた

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