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215:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 00:51:54 ID:KYLbFFTs0
古い童話で後味悪いのを二つほど。
どっちも小学校に入る前に読んで、大ショックだった。
ひとつはナメクジがヘビを食べた話。
ヘビはナメクジの這ったあとのぬるぬるに触れると体が腐ってしまう。
ナメクジはある時とぐろを巻いて眠っているヘビを見つけて、そのとぐろぎりぎりに輪を描いて這う。
ヘビ、目が覚めてびっくりして障らないようにとぐろを縮める。
ナメクジ、さらに輪を縮めて這う。
その繰り返して、しまいにヘビは直立状態になり、苦しさのあまり涙を流し、
終いに死んでしまう。
その死骸にキノコが生えて、ナメクジはキノコの汁をおいしく吸いましたとさ。
もう一つはタカとミソサザイの力比べの話。
タカとミソサザイがどっちが強いか、イノシシ捕りをして較べることになった。ミソサザイはイノシシの耳の中に入って暴れまくり、
イノシシはめちゃくちゃに走り回って木の幹に激突して自爆。
自慢げなミソサザイを見て、タカは「じゃあ俺はいっぺんに2頭捕まえる」と
そのかぎ爪を2頭のイノシシに掛けた。
ところがイノシシは別方向に走り出し、
食い込んだ爪がはずれずタカまっぷたつになってあぼん。
217:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 01:26:40 ID:39q0Sa5G0
>>215
テーマが何なのかサッパリ伝わらないけど破壊力は抜群の童話だね。
作者は何が言いたかったんだろう。
トラウマ作りたかっただけだろうか。
230:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 11:36:04 ID:VMnklBGA0
あっ、あと上の話では三すくみを思い出した。
蛇はカエルに強く、カエルはナメクジに強く、ナメクジは蛇に強いってやつ。
何で蛇よりナメクジが強いのか意味が分からなかったけど、
こういう話から来たのかな。
231:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 12:26:33 ID:pFqnJvEo0
なぜナメクジが強いのかは謎のままだが
現実にはナメクジなんてヘビの天敵じゃないだろ?
なんでこんな設定が生まれたのか?
それともヘビはナメクジを食うと食中毒でも起こすのか?
233:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 12:44:08 ID:HHmrCJ5x0
山田風太郎か司馬遼太郎の小説に、
戦場に行く主人公に、長老みたいな人が「ナメクジを、摺るのじゃな」
と智恵を与える話があったな。
すりつぶして食うのかとヒヤヒヤしてたら、幾重にもヨロイに塗るんだって。
乾くと、その丈夫さといったら、どんな矢も通さなくなるらしいよ。
それから主人公が、大量のナメクジを摺っては塗りするんだけど、
もう想像するだけで後味わるる~だった。
234:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 12:45:39 ID:9efUzVON0
『関尹子』という中国の古典の中の
「螂蛆食蛇、蛇食蛙、蛙食螂蛆、互相食也」という文章が元ネタらしい。
ここでいう螂蛆はムカデのことらしいんだけど、
「ヘビに噛まれたときはナメクジをすりつぶしたものを塗ると効く」という俗信と混同されて、現在の3すくみになったとか。
ムカデが本当にヘビを食うのかどうかは知らないが、
ヘビの神とムカデの神が争ったり、それでヘビが人間に助けを求めたりする昔話は各地に残っている。
237:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 12:48:52 ID:uUmqBl580
かたつむりとかなめくじって寄生虫が居るんだよね。
238:本当にあった怖い名無し:2005/11/25(金) 13:06:19 ID:oNmhqdUy0
蛇にもいるぞ。よい子の皆は生で食うなよ。