ここではサーバーにドメインを設定して、WordPressをインスールし、サイトを公開するまでの手順を詳しくまとめました。ただし、使用しているサーバーはCORESERVER。ドメインは同社のバリュードメインです。設定画面はサーバ・ドメイン会社で違います。何度もやっていますが、コアサーバーはちょっとクセがあるので混乱しやすいです。しかし慣れしまえば簡単なので、一緒に詳しく見ていきましょう。
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目次
コアサーバーにドメインを設定→WordPressでサイト公開する方法
初めに・全体の流れ
ここで仕様を説明するのは以下のサーバとドメインです。
- CORESERVER
- バリュードメイン
サーバとドメインともに同じ会社なので、扱いやすいです。僕はよく使っています。
ではまず、コアサーバーにドメインを設定して、WordPressをインストールまでの全体の流れを紹介します。
わかりにくいポイントはここ! ドメインの管理画面で設定するものと、サーバー管理画面で設定するものが入り組んでいます。カッコの中に注意してください。
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【一連の流れ】
- ネームサーバーの設定(※ドメイン画面で設定)
- DNS設定 (※ドメイン画面で設定)
- ドメインウェブの設定 (※サーバー側で設定)
- MySQLの追加 (※サーバー側で設定)
- データベース情報を設定する(※サーバー側で設定)
- コアサーバーにワードプレスをインストールする (※サーバー側で設定)
ここでは、1から6までのやり方を解説します。
難しそうに見えますが、順番に設定していけば案外簡単です。さっそくやっていきましょう。
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DNS設定
前準備:サーバー情報をメモ
まず自分の持っているコアーバーの情報をメモします。
こんな感じのです↓
○○○@s191.coreserver.jp
<確認の方法>
バリュードメインにログイン。
①右上の「コンパネ」をクリック。
②左ナビの「サーバー」にマウスオンして「コアサーバー」をクリック。
③表示される「アカウント@サーバー」をメモ。
メモしましたか? 少々長いですが、見たままやれば設定できるので、
ここからやっていきましょう。
ドメイン側で『DNS/URL』を設定
これはバリュードメインでドメインを購入した人は自動で入っていると思います。
『DNS/URL』の設定をしていきます。
左メニューの「ドメイン」から「ドメインの操作設定(登録済みドメイン一覧)」をクリック。
こんなページに飛びます。
この「DNS/URL」をクリックします。
こんなページに飛びます。
ここのプルダウンでさっき確認した○○○@s191.coreserver.jpの@マーク以下をプルダウンから選択して保存。
バリュドメでドメインを購入した人は、ここは何もしなくても設定されていると思います。昔は手動で設定した気がするんですが、アップデートされたのでしょうか・・。
一応、自分のサーバーを選んで保存しておきましょう。
これでドメインのDNS設定は完了です。
バリュードメインで『ネームサーバー』の設定
これもバリュードメインでドメインを購入した人は自動で入っていると思います。
他社でドメインを買った人は設定が必要です。一応画面を見ておきましょう。
この「ネームサーバー」をクリック。
↓
上記に上のような感じで数字が入っていれば問題ありません。
サーバー側で『ドメイン設定』
次にコアサーバーでドメイン設定していきます。
左ナビの「サーバー」から「コアサーバー」をクリック。さっき行ったこの画面に戻ってきましょう。
※この画面への戻り方を忘れた人はココを参照。
ここの「新コントロールパネル」を押します。
先程も言いましたが、コアサーバーには旧コンパネと新コンパネがあり、両方を触っているとおかしなことになってしまいます。
ここから先は「新コントロールパネル」で設定していきましょう。
「新コントロールパネル」をクリックすると、こんな画面に飛びます。
①左ナビの「ドメイン設定」をクリック。
②右の緑のボタン「ドメインの新規作成」を押します。
こんな画面が開くので入れていきます。
入力して保存。
これでドメイン設定は終了です。
旧コンパネでの設定よりめっちゃ簡単です。
コアサーバーで『サイト設定』
次に「サイト設定」をしていきます。
左ナビの「サイド設定」をクリック。
するとこんな画面が出てきます。
①プルダウンからドメインを選択。
②コアサーバーでは、無料でSSL対応ができます。「無料SSL」にチェックをいれましょう。
③Aレコードのチェックをいれて作成。
SSL対応とは「https:~」のこのS付き対応のことです。S付き対応は主流なので、ここで忘れずに登録しましょう。
これでドメインとサーバーの設定は完了しました。
あとは『デーベースの作成』と『WordPressのインストール』をすればサイトを公開できます。
ここまでで半分くらいです。続きを見ていきましょう。
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データベースを作成する。
コアサーバーでデータベースを作成していきます。
コアサーバーの新コントロールパネルにログインします。
「データベースの新規作成」ボタンをクリックします。
データベース情報を登録していきます。こちらの図の感じで入れてください。
これでデータベースを作成できました!
データベース情報をメモ
ここで登録したデータベース情報はあとで必要になります。メモしておきます。
登録したURLの「i」の部分を押すと、
いま登録したデータベース情報を確認できます。WordPress設置に必要なのでメモしておきましょう。
これでサイト公開に必要な基礎は整いました! あとはワードプレスをインストールして初期設定。そうすれば、サイトを公開できます。
あと少しなのでがんばりましょう。
コアサーバーの機能でワードプレスを簡単インストール
ワードプレスをインストール
次にワードプレスをインストールします。
今回は、コアサーバーの機能を使って、WordPressをインストールします。
自分でFTPを使ってアップロードすると、すごいアップに時間がかかるので、こっちがおすすめです。
サイト設定をクリック。一番したにスクロールするとWordPressのインストールボタンがあります。
この赤枠部分にドメイン名。たとえば○○.comだったら「○○.com」と入れます。入れたら「インストール」ボタンをクリック。
インストールに成功すると、こんな画面になります。
あっという間にインストールが完了しました! インストールは完了しましたが、ワードプレスの初期設定をしなくてはなりません。サイトへアクセスしてみましょう。
サイトにアクセスしてみる。
5分ほど時間をおいたら、今回作成したドメイン「○○.com」にアクセスしてみます。
こんな画面になります。ここでWordPressの初期設定をしていきますよ。クリックします。
さっきメモしたデータベース情報を入れます。
インストールを押しましょう。
ココまで来たら安心です。ここは自分で決めた設定を好きに入れましょう。
成功しました!
ですがこれで終わりではありません。もうひとふんばり。
ログインしてサイトアドレスを設定する。
左メニューの「設定」→「一般設定」をクリック。
画像のURL部分が、ちゃんと「http://○○.com」のようになっているかを確認します。たまに「http://coreserver/○○.com」のように勝手に生成されていて、ここを確認せずに戻ってしまい、二度とWordPressにログインできなくなることがあります。(※もとに戻すにはデータベースを触ったりと面倒なことになります)
そしてせっかくSSL対応しているので「http://○○.com」を「https://○○.com」にして保存しましょう。これでサイトをみて↓のようになっていれば成功です。
いや、なかなか大変でしたね。。お疲れ様でした!!!
WordPress管理画面へのログイン方法
「サイトにはアクセスできたけど、これを編集するWordPressにはどうやってはいるの?」と思った方もいるとおもいます。
WordPressへのログインは、今回つくったサイトURLの末尾にwp-login.phpをつけてアクセスするだけ。
たとえば「https://○○●.com/」を作成したとしたら、ログインURLは「http://○○●.com/wp-login.php」です。
これで、サイトを作成していけます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バリュードメインは、便利なのですが、かなり操作にクセがあって、戸惑うことも多いと思います。そんな方の設定の参考になれば幸いです。
なにかあれば教えてください。